東京慈恵医大 柏病院 呼吸器外科

肺がんの手術承諾書


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診断

(原発性、転移性)(右、左)肺がん

【手術】

  1. 胸腔鏡補助下(右、左)(上、中、下)葉切除術+リンパ節郭清術
  2. 開胸(右、左)(上、中、下)葉切除術+リンパ節郭清術

【合併症】

  1. 合併症を起こす、重症に陥る、手術死や術後死の可能性があります。(国内肺がん手術死亡率:肺全摘3.2%、肺葉切除術1.2%、肺葉切除以下0.8%)
  2. @出血 A無気肺、肺炎 B肺漏(空気漏れ)C術後精神障害、痴呆
  3. @気管支瘻 A創感染、膿胸 B呼吸不全、心臓・脳・肝臓・腎臓障害など。

【説明者】

外科

【図示、説明】

  1. 胸腔鏡補助下手術とは2cmの傷、約5個で手術を行い、必要に応じて開胸します。
  2. 胸腔鏡下手術の欠点は@外科医に新たな技術が必要で負担になり、Aできる手術が限られていること、Bとっさの対応が遅れること、C時間がかかることなどです。
  3. 手術前:合併症予防のためには禁煙厳守。術前から呼吸訓練をお願いします。昼間は良く歩き活動して、暴飲暴食を避け、夜は充分な睡眠をとって下さい。
  4. 手術は肺葉切除とリンパ節隔清です。状況により術式変更の可能性があります。
  5. 手術時に血液製剤のフィブリン糊と吸収性のメッシュを使用しています。
  6. 手術は全身麻酔で行い、手術中は人工呼吸器を使用し、術後は集中治療室に入室します。問題がなければ人工呼吸器を外し、自分で呼吸します。
  7. 手術終了時に、家族を手術室にお呼びして、手術内容について説明します。
  8. 通常、手術翌日に病棟に帰り、飲水、食事、座る、歩行を開始します。術後の早期歩行が合併症予防に重要です。
  9. 通常、術後約9日目(514日目)程度で退院です。残った抜糸は外来で行います。
  10. 1週間程度で病理検査がでたら説明し、今後の治療方針を相談します。(全国集計5年生存率:肺がんT期60-77%、U期42-59%、VA28%)

2007.2 秋葉直志