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| 肺がん治療ネット | 質問:「個人情報保護法」とがん告知について 家族や本人への配慮なしに, 医師からがん告知が行われました.理由を尋ねると「個人情報保護法」によりその義務があるといわれました.病院は家族への注意なども含めて事前に対応してから情報提供すべきではないでしょうか. 答え:「個人情報保護法」は自分の情報が自分の意思以外で他人に知られることを規制した法律です. 医師がご本人を差し置いて家族に先に情報を話せば,問題を生ずる可能性があります.これは相続の問題や離婚の問題など,家族の関係が以前より複雑になっていることが影響しているのだと思います.ですから,医師はまず本人に話をします. しかし,これは本人にがん告知を行うことを意味している訳ではありません.ご本人に本当のことが聞きたいのか.もし聞きたくないなら,誰に説明を行うべきかを確認してその方に説明するのです. 今回も,医師側が本人に確認するか,家族から本人に家族だけが説明を受ける了解を得ておけばこのような行き違いはなかったと思います. 患者さんには自分の病状を聞く権利と、聞くことを拒否する権利もあるのではないでしょうか. 2005.5 秋葉直志 |