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非小細胞肺癌に対して、パクリタキセルとカルボプラチン単独か、ベバシズマブを追加するか Alan Sandler et al. N Engl J Med 2006; 355: 2542-50. | ホーム | 記入:2007年5月 【背景】 ベバシズマブは、血管内皮増殖因子に対するモノクローナル抗体であるが、様々な癌患者に対する有効性が示されている。 【方法】 2001年7月から2004年4月の間に、ECOG (Eastern Cooperative Oncology Group:米国東部協同腫瘍研究グループ)は無作為臨床試験を行った。その研究で、再発あるいは進行非小細胞肺癌(VB期または W期)患者878例を、パクリタキセルとカルボプラチンの化学療法のみ投与群(444例)と、パクリタキセルとカルボプラチン化学療法にベバシズマブを加えた投与群(434例)に割り付けた。化学療法は3週ごとに6サイクル行われ、ベバシズマブは3週ごとに癌の進行が明らかになるまで、もしくは投与困難な毒性が現れるまで投与した。扁平上皮癌、脳転移、臨床的に重大な喀血、臓器機能不全、全身状態が低下した(ECOG:パフォーマンス・ステイタス>1)患者は除外した。主要評価項目は全体生存期間とした。 【結果】 中間生存期間は化学療法にベバシズマブを加えた患者群で12.3ヶ月であり、それに対し化学療法単独投与群では10.3ヶ月であった(死亡に対するハザード比 0.79 ;p=0.003)。 無進行生存期間は2群において、それぞれ6.2ヶ月、4.5ヶ月であり(癌進行に対するハザード比0.66 ;p<0.001)、それぞれの奏効率は35%、15%(p<0.001)であった。臨床的に明らかな出血の発現率はそれぞれ4.4%、0.7%であった(p<0.001)。 化学療法とベバシズマブ投与群では、5例の肺出血死を含めて、15例の治療関連死が認められた。 【結論】 選択された非小細胞肺癌患者において、パクリタキセルとカルボプラチンにベバシズマブを加えた治療は、治療関連死が増加する危険があるが、統計的に有意な生存期間の延長を示した。 一般名:Bevacizumab、ベバシズマブ。 Paclitaxel -Carboplatin Alone or with Bevacizumab for Non-small-cell Lung Cancer |