簡単な説明

肺がん遺伝子治療

東京慈恵会医科大学


遺伝子治療は受付終了


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東京慈恵会医科大学で取り組んでいる肺がん遺伝子治療につきご説明致します。これはp53というがん抑制遺伝子を肺がんに注入することにより、肺がんを縮小し症状を改善する方法です。

現在岡山大学、東京慈恵会医科大学、東京医科大学、東北大学の計4大学の共同研究として進行しています。

臨床研究の治療法ですから、希望者のみを対象とし、厚生省と文部省の監督のもとに厳格な規則の中で施行しています。 

この治療は海外ではすでに行われておりますが、肺がんの患者さんのすべてにこの治療が行えるわけではありません。肺がん遺伝子治療の対象となる方は、肺がんと診断された方のうち、手術不能で、抗がん剤や放射線の効果も十分でなかった患者さん、あるいは手術を受けられたのちに再発した患者さんです。これらの患者さんで、p53遺伝子に異常のある方のみが治療の対象となります。

実際の方法はベクター(運び屋)のウイルスに正常のp53遺伝子を組み込み、これを肺がんに注射します。注射の後に効果や副作用を経時的に判定し、問題がなければ2回、3回と注射を続けます。


(文責:秋葉 直志)