非小細胞肺癌の治療

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潜在 非小細胞肺癌
0期 非小細胞肺癌
I期 非小細胞肺癌
II期 非小細胞肺癌
IIIA期 非小細胞肺癌
IIIB期 非小細胞肺癌
IV期 非小細胞肺癌
再発 非小細胞肺癌


潜在非小細胞肺癌

TX, N0, M0

潜在肺癌では,原発性肺癌の部位と性格を決定するための診断的評価は、必要ならば綿密な経過観察(例.CT検査)を伴った胸部X線と選択的気管支鏡が含まれます。このようにして発見された肺癌は通常早期であり外科療法で治ります.原発性肺癌を見つけた後で,患者さんの肺癌の病期を決定して治療方法を決めます.

0期非小細胞肺癌

Tis, N0, M0

1.これらの患者さんは次の肺癌発生の危険が高いので,なるべく正常肺組織を温存するために,可能な限り最小範囲の外科的切除(区域切除あるいは楔状切除)
2. 内視鏡的光線力学的療法

T期非小細胞肺癌

T1, N0, M0 あるいはT2, N0, M0

1.肺葉切除あるいは区域切除,楔状,あるいは袖状切除が適切
2.根治的放射線療法(外科的に切除可能だが,内科的に手術適応外の患者さん用)
3.切除後の追加化学療法の臨床研究
4.追加化学予防療法研究
5.内視鏡的光線力学療法(厳選されたT1, N0, M0患者さんで臨床評価中)

U期非小細胞肺癌

T1, N1, M0 あるいは T2, N1, M0 あるいは T3, N0, M0

1.肺葉切除あるいは区域切除,楔状,あるいは袖状切除が適切
2.根治的放射線療法(外科的に切除可能だが,内科的に手術適応外の患者さん用)
3.治癒切除に引き続き行う、他の方法を併用するかしないでの,追加化学療法の臨床研究
4.治癒切除に引き続き行う,放射線療法の臨床試験

IIIA 非小細胞肺癌

T1, N2, M0 あるいは T2, N2, M0 
 あるいは T3, N1, M0 あるいは T3, N2, M0

1. 厳選された症例における外科療法単独
2. 放射線療法単独、術前化学療法に手術を加える治療に適合しない患者さん用
3. 他の療法と併用した化学療法

    肺尖部胸壁浸潤肺癌(Superior sulcus tumor) (T3, N0 あるいは N1, M0)

    1. 放射線療法と外科療法
    2. 放射線療法単独
    3. 外科療法単独(選択された症例)
    4. 他の療法と併用した化学療法
    5. 併用療法の臨床研究

    胸壁浸潤肺癌 (T3, N0 あるいは N1, M0) 

    1. 外科療法
    2. 外科療法と放射線療法
    3. 放射線療法単独
    4. 他の療法を併用した化学療法

IIIB期非小細胞肺癌

T4 あるいは N3, M0

1. 放射線療法単独
2. 放射線療法を併用した化学療法
3. 化学療法と放射線療法の同時併用後の手術
4. 化学療法単独

IV 期非小細胞肺癌

すべての T, すべてのN, M1 

1.体外放射線療法、腫瘍増大による局所症状の姑息的緩和目的
2.化学療法。次の治療方法は同様の生存期間をもたらします

シスプラチンとビンブラスチンとマイトマイシン
シスプラチンとビノレルビン
シスプラチンと パクリタキセル
シスプラチンとゲミシタビン
カルボプラチンとパクリタキセル

3.新しい化学療法の役割を評価する臨床研究
4.閉塞性病変に対する気管支内レーザー療法と腔内照射の両方か片方

再発非小細胞肺癌

1.姑息的放射線療法
2.化学療法単独。以前に化学療法を受けていない患者さんで、次の治療方法は同様の生存期間をもたらします。

シスプラチンとビンブラスチンとマイトマイシン
シスプラチンとビノレルビン
シスプラチンと パクリタキセル
シスプラチンとゲミシタビン
カルボプラチンとパクリタキセル

3.孤立脳転移の外科的切除(厳選された患者さん)
4.気管支内病変に対するレーザー療法あるいは腔内照射療法
5.立体的放射線外科療法(厳選された患者さん)

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(2000.6改定版 翻訳:秋葉 直志)