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肺がん(肺癌)の治療
非小細胞肺がん 患者さん用 要約
ひしょうさいぼうはいがん


NCIの許可を得て翻訳した情報。 | ホーム |

説明


非小細胞肺がん(肺癌)は肺に有害細胞(がん:癌)が生ずる病気。

2つの型の肺がん(肺癌)があります: 非小細胞肺がん(ひしょうさいぼう肺癌)、そして小細胞肺がん(肺癌)です。

5つの型の非小細胞肺がん(肺癌)がある。

  • 扁平上皮がん(へんぺいじょうひ癌)
  • 腺がん(せん癌)
  • 大細胞がん(だいさいぼう癌)
  • 腺扁平上皮がん(せんへんぺいじょうひ癌)
  • 未分化がん(みぶんか癌)

特定の要因は治療選択肢および予後(回復の可能性)に影響する。

治療選択肢および予後(回復の可能性)は以下に依存します。がん(癌)の病期 (びょうき:それが肺のみにあるか、身体の他の場所へ広がっているか)、 腫瘍(しゅよう:がん)の大きさ、肺がん(肺癌)の型、症状の有無、患者の一般状態(体力)です。


治療法

診断時、患者さんはがん(癌)の病期に基づいて、3つの治療法群に分類できる:

  • 外科療法で治療する非小細胞肺がん(肺癌)。
  • 近くの組織あるいはリンパ節に広がった非小細胞肺がん(肺癌)。
  • 身体の他の部分あるいは他の肺葉(はいよう)に広がった非小細胞肺がん(肺癌)。

4つの型の標準治療がある:

  • 外科療法
  • 化学療法(抗がん剤)
  • 放射線療法
  • レーザー療法

病期と治療選択

病期による治療選択肢

潜在期(隠れがん)

検査は主腫瘍(しゅよう:がん(癌))を見つけるために行います。初期に見つかる肺がん(肺癌)は通常外科療法で直せます。

0期 (上皮内がん:じょうひない癌)

治療には以下があります:

  • がん(癌)細胞が見つかった、肺の小さな部分を除去する外科療法。
  • 内視鏡を使用した、光線力学療法の臨床試験。

I期

がん(癌)は肺のみに存在する。I期はがん(癌)の大きさに基づいて、IA期とIB期に分類されます。

治療には以下があります:

  • 肺の一部あるいは肺葉(はいよう)を切除する外科療法。
  • 外部放射線療法(手術を受けることができないか、手術を受けたくない患者さん用)。
  • 外科療法に引き続いて行う化学療法(抗がん剤)の臨床試験。
  • 他の治療法に引き続き行う化学予防療法の臨床試験。
  • 内視鏡を使用する光線力学療法の臨床試験。

II期

がん(癌)は以下に広がります。近くのリンパ節、胸壁(きょうへき) 、横隔膜(おうかくまく) 、縦隔胸膜(じゅうかくきょうまく) 、心膜(しんまく) 。

II期はがん(癌)の大きさで、またリンパ節に広がっているかどうかでIIA期とIIB期に分類されます。

治療には以下があります:

  • 腫瘍(しゅよう:がん(癌))(肺の一部、肺葉(はいよう)、片肺全部)とリンパ節を切除する外科療法。
  • 外部放射線療法(手術を受けることができないか、手術を受けたくない患者さん用)。
  • 外科療法に引き続いて行う化学療法(抗がん剤)の臨床試験。
  • 外科療法に引き続く外部放射線療法の臨床試験。

III期 (IIIA期およびIIIB期)

III期では、がん(癌)は次のどちらかです。:

  • 縦隔(じゅうかく)のリンパ節に広がる ; あるいは
  • 胸の反対の、あるいは首の下部のリンパ節に広がっている。

III期はIIIA期 (しばしば外科で治療される) 、とIIIB期 (通常、外科で治療されることのない)に分類されます。

治療には以下があります:

  • 外科療法単独。
  • 外部放射線療法単独。
  • 他の治療と組み合わせた化学療法(抗がん剤)。
  • 外科療法および外部放射線療法。
  • 組み合わせた治療法の臨床試験。

治療には以下があります:

  • 外部放射線療法単独。
  • 外部放射線療法と組み合わせた化学療法(抗がん剤)。
  • 外部放射線療法と組み合わせた化学療法、その後に外科療法。
  • 化学療法単独。
  • 組み合わせた治療法の臨床試験。

IV期

がん(癌) は身体の他の部分に、あるいは別の肺葉(はいよう)に広がっています。

治療には以下があります:

  • 痛みと他の症状を和らげて生活の質(QOL:quality of life)を改善するための、緩和療法としての外部放射線療法。
  • 化学療法(抗がん剤)。
  • レーザー療法または内部放射線療法。
  • 化学療法(抗がん剤)の臨床試験。

再発ー非小細胞肺がん(肺癌)に対する治療選択肢

治療後に再発した(ぶり返した)がん(癌)です。

治療には以下があります:

  • 痛みと他の症状を和らげて生活の質(QOL:quality of life)を改善するための、緩和療法としての外部放射線療法。
  • 化学療法(抗がん剤)単独。
  • 外科療法(極少量のがん(癌)が脳に拡がった患者さん用)
  • レーザー療法または内部放射線療法。
  • 放射線外科療法(標準外科療法ができない特定の患者さん用)。
  • 新規治療法の臨床試験。

2003.5版 2003.6:翻訳:秋葉 直志