|
2011年9月19日版
NCIの許可を得て
翻訳した情報
| ホーム | |
小細胞肺がんに関する一般情報
小細胞肺がんの病期
再発小細胞肺がん
小細胞肺がん治療法選択肢の概要
小細胞肺がん病期別治療選択肢
 |
限局型ー小細胞肺がん
進展期ー小細胞肺がん
|
再発小細胞肺がんの治療選択肢
|
小細胞肺がんに関する一般情報
|
章の鍵
|
- 小細胞肺がんは、悪性(がん)細胞が肺組織にできる疾患です。
- 小細胞肺がんは2種類あります。
- タバコの喫煙は小細胞肺がんが発生する主要な危険因子です。
- 小細胞肺がんの徴候として考えられるものに、咳、胸痛、息切れなどがあります。
- 肺を調べる検査法や手技が、小細胞肺がんの発見、診断、病期に使用されます。
- 特定の要因が予後(回復の見込み)と治療法の選択肢に影響します。
- 小細胞肺がん患者のほとんどは、現在の治療法でがんを治すことは困難です。
|
小細胞肺がんは、悪性(がん)細胞が肺組織にできる疾患です。
肺は胸の内にある1対の円錐形の呼吸器官です。肺は、あなたが息を吸ったときに、身体の中への酸素を取り込みます。肺は、あなたが息をはいたときに、身体の細胞の廃棄物である二酸化炭素を排出します。各肺は、葉(よう)呼ばれる区分を持っています。左肺は2つの葉を持っています。右肺は、わずかに大きいですが、3つの葉を持っています。気管支(きかんし)と呼ばれる2本の管が 、気管 (きかん)から、その右と左の肺に続きます。気管支にも時に肺がん(肺癌)が発生します。肺胞(はいほう)と呼ばれる小さな空気袋と細気管支(さいきかんし)と呼ばれる小さな管が肺の内面を構築しています。
呼吸器系の解剖
気管と、両側肺とそれらの肺葉と、気道を示しています。リンパ節と横隔膜もあります。
酸素は肺に吸い込まれ、肺胞の薄い膜を通過し、血流に入ります。 |
|
 |
|
リンパ節
右肺:
上葉
中葉
下葉
横隔膜
気管
気管支
左肺:
上葉
下葉
動脈
静脈
細気管支
肺胞 |
2つの型の肺がん(肺癌)があります。つまり、非小細胞肺がん(ひしょうさいぼう肺癌)、そして小細胞肺がん(しょうさいぼう肺癌)です。非小細胞肺がん(肺癌)については、他の章を参照して下さい。
小細胞肺がんは2種類あります。
これら2つの型の小細胞肺がん(肺癌)は、異なる種類のがん(癌)細胞を含んでいます。各型のがん(癌)細胞は、異なる方法で成長し広がります。小細胞肺がん(肺癌)の型は、顕微鏡で見られた時、がん(癌)内に見つかった細胞の種類と、細胞がどのように見えるかで決められます:
タバコの喫煙は小細胞肺がんが発生する主要な危険因子です。
疾患が発生する可能性を増大させるものが危険因子です。危険因子を持っていれば必ずがんになるというわけではありませんし、危険因子を持っていなければがんにならないことを意味しません。リスクが高いと思う人は担当の医師と話し合ってください。喫煙は肺がんの最も一般的な原因です。小細胞肺がんの危険因子は次のとおりです。
- タバコ、葉巻、パイプ。現在または過去における
- 他人の喫煙にさらされる受動喫煙
- アスベストやラドン
小細胞肺がんの徴候として考えられるものに、咳、胸痛、息切れなどがあります。
次の症状は、小細胞肺がんによって引き起こされることがあります。他の条件が同じ症状を引き起こす可能性があります。次のいずれかの問題が発生した場合は医師の診察を受けてください。
- 消えない咳
- 息切れ
- 消えない胸の痛み
- 喘鳴
- 喀血
- 嗄声
- 顔と首の腫れ
- 食欲の喪失
- 原因不明の体重減少
- 異常な疲労感
肺を調べる検査法や手技が、小細胞肺がんの発見、診断、病期に使用されます。
以下のような検査法や手技が用いられます:
- 胸部X線:X線は胸部の臓器と骨の体内領域の画像を作ります。X線は体を通してフィルム上に行くことができるエネルギービームの一種です。
 |
胸部レントゲン検査
胸部の器官や骨の写真を作成するためのレントゲン。レントゲンは体を貫通しフイルムに達っします。 |
|
|
- 身体検査と病歴聴取:病期の兆候を調べます、例えば、正常とは考えられないしこりやその他のことを含めて、健康の一般的な所見を調べるための体の検査。喫煙、過去の仕事、疾患と治療を含んだ、患者さんの健康習慣の経歴を聴取します。
- 脳、胸部、腹部CTスキャン(CATスキャン):異なる角度から撮影して、身体の内部の一連の詳細な写真を作る検査。画像は、レントゲン機械に繋がれたコンピュータによって作られます。器官や組織がより鮮明に見えるために、造影剤が静脈に注射、あるいは飲み込まれることがあります。この検査はコンピュータ断層撮影(computed
tomography, computerized tomography)、あるいはコンピュータ体軸断層撮影(computerized
axial tomography)と呼ばれます。
- ペットスキャン(PET:positron emission tomography scan:陽子線放出断層撮影走査):体にあるがん(癌)細胞を発見する検査。少量の放射線活性のあるブドウ糖(砂糖)を患者さんの静脈に注射し、スキャナー(走査器)が体の回りを回転し、体でブドウ糖を使用している部位の画像を作成します。がん(癌)細胞は正常細胞より多くのグルコースを取り込むので、画像で明るく見えます。
 |
ペットスキャン
(PET:positron emission
tomography scan:陽子線放出断層撮影走査)
患者さんはペットの機械を通り抜けるベッドに寝ます。頭を乗せる台と白い紐が患者さんを動かなくします。少量の放射線活性のあるグルコース(砂糖)を患者さんの静脈に注射し、スキャナー(走査器)が体でグルコースを使用している部位の画像を作成します。がん細胞は正常細胞より多くのグルコースを取り込むので、画像で明るく見えます。 |
|
- 喀痰細胞診検査(かくたんさいぼうしん):がん細胞を探すために、痰(肺から咳で出た粘液)の標本を顕微鏡で見ます。
- 気管支鏡検査(きかんしきょう): 異常な部位を捜すために、肺の中の気管と太い気道の内側を見る検査。気管支鏡(細く、明かりのついた管)が、鼻か口から気管および肺に挿入されます。組織標本は生検材料として採取されます。
 |
気管支鏡
気管支鏡は口、気管、主気管支から肺に挿入されます。
気管支鏡は細く、管のような道具で照明と観察するためのレンズが付いています。
切る道具もあります。組織標本が顕微鏡で検査して病期の兆候を知るために採取されます。 |
|
気管 気管支鏡
気管支
がん(癌) |
- 細針吸引(FNA:Fine-needle aspiration)生検:細い針を使用して肺から組織または液体を除去。CTスキャン、超音波、他の撮像法は、肺の異常組織や体液を見つけるために使用されます。小切開は皮膚におかれるかもしれません。生検の針を異常組織や体液の挿入部位に刺し、標本を針で採取し、実験室に送られます。病理医はその後、がん細胞を探すために顕微鏡下で標本を見ます。胸部X線は空気が胸に肺から漏れていないことを確認するために後で行われます。
 |
肺生検
患者は移動するテーブルの上に位置し、身体の内部のX線写真を撮るコンピュータ断層撮影(CT)装置の中を移動します。X線写真では異常な組織が肺のどこにあるかを医師が見るのを助けます。生検針を胸壁から異常な肺組織の領域に挿入されます。組織の小片は、針を介して切除し、がんの徴候がないか顕微鏡で検査します。 |
|
- 胸腔鏡検査:外科的に異常な部分がないかを調べるために胸部内の臓器を調べる検査法。切開(カット)は、2本の肋骨の間に行われ、胸腔鏡を胸に挿入します。胸腔鏡は、観察用の照明とレンズを備えた細いチューブ状の器具のことです。また、組織またはリンパ節を採取する器具があり、標本にがんの徴候がないか顕微鏡で検査します。食道や肺を採取することもあります。特定の組織、臓器、またはリンパ節に到達できない場合は、開胸術が行われることがあります。開胸術では、大きな切開が肋骨の間で行われます。
- 胸腔穿刺(きょうくうせんし):針を使用して、胸膜と肺の間の空間にある液体を採取します。病理医ががん細胞を探すために顕微鏡で液体を見ます。
特定の要因が予後(回復の見込み)と治療法の選択肢に影響を及ぼします。
予後(回復の可能性) および治療選択肢は次に拠ります:
- 肺がんの病期(がんが肺内にだけあるか、体のほかの部位に広がっているか)。
- 患者さんの性別と健康状態。
- 正常より高いとがんを示めす、血液中にある物質、LDH(ラクテック デハイドロゲナーゼ)の血中濃度。
小細胞肺癌患者のほとんどは、現在の治療法はがんを治すことは困難です。
がんが発見されたとき、治療成績向上のための臨床研究に参加することを考慮するべきです。臨床研究は、すべての病期の小細胞肺がんに、国中で行われています。
小細胞肺がんの病期
|
章の鍵
|
- 小細胞肺がん(肺癌)が診断された後、がん(癌)細胞が肺の中に広がっているかどうか、あるいは身体の他の部分に広がっているかどうかを知るために検査が行われます。
- 体内でのがんの拡がり方は3種類に分けられます。
- 次の病期が小細胞肺がん(肺癌)で使用されます:
- 限局期―小細胞肺がん(肺癌)
- 進展期―小細胞肺がん(肺癌)
|
小細胞肺がんの診断がついた後に、がん細胞が胸の中で、体の他の部位に拡がっているかどうかを調べるために行われます。
がん(癌)が肺の内側に広がっているかどうか、あるいは他の身体の部分に広がっているかどうかを確認する過程を病期診断(びょうきしんだん)と呼びます。病期診断の過程で集まった情報を用いて病気の病期を決定します、治療を計画するために病期を知ることは重要です。次の試験および手技が病期診断の過程で使用されます:
- 臨床検査:組織、血液、尿、体の他の部位の物質の標本を検査する医学手技。これらの検査は病気を診断し、治療計画を立て治療を検討、長期にわたり病期を追跡するのに役立ちます。
- 骨髄穿刺検査:針を骨盤あるいは胸骨に刺すことにより、骨と骨髄の小さなかけらを採取する検査。病理医が顕微鏡を用いて、採取した骨と骨髄を調べて、がん(癌)の兆候を探します。
- 骨シンチ検査: 骨の中に、がん細胞のように急速に分裂する細胞を発見する検査。極少量の放射線活性物質を静脈に注射し、それが血流を運ばれます。放射線活性物質は骨に集まりスキャナー(走査器)で見つけられます。
- MRI (磁気反響画像:magnetic resonance imaging): 磁気と、ラジオ波と、コンピュタを用いた、脳のような、体内の領域の詳細な画像を複数枚作成する検査です。この方法はNMRI(nuclear
magnetic resonance imaging)とも呼ばれます。
- 超音波内視鏡検査(EUS:Endoscopic ultrasound ):内視鏡を体内に挿入する検査。内視鏡は、観察用の照明とレンズを備えた細いチューブ状の器具のことです。内視鏡の先端の探子は、高エネルギーの音波をはずませるために使用され、超音波を内部の組織や臓器に当て超音波を作り出します。超音波は体内組織の像を形成して超音波検査と呼びます。この検査は、内視鏡下超音波検査と呼ばれています。EUSは、肺の細針吸引(FNA)生検、リンパ節、または他の領域を誘導するために使用されることがあります。
 |
内視鏡下超音波ガイド穿刺吸引生検
超音波探索子と生検針を持つ内視鏡を口から食道に挿入されます。探索子が食道付近のリンパ節の超音波画像(コンピュータ画像)を形成する音波を利用するために体の組織から音波を反響します。音響画像は、リンパ節から組織を除去するために生検針を配置する場所を医師が確認するのに役立ちます。この組織は、がんの徴候がないか顕微鏡でチェックされます。 |
|
- リンパ節生検:リンパ節の全体または一部を切除する。病理医は、がん細胞を探すために顕微鏡下で組織を観察します。
- 放射性核種骨走査(スキャン):骨のがん細胞など急速に分裂する細胞が、、あるかどうかを調べる検査法。非常に少量の放射性物質が注入され静脈血流を介して移動します。放射性物質は骨に集まることにより、走査器で検出されます。
体内でのがんの拡がり方は3種類に分けられます。
体内でのがんの拡がり方には以下の3種類があります。
- 組織を通じて。がんが周囲の正常組織を浸潤する。
- リンパ系を通じて。がんがリンパ系に侵入し、リンパ管を介して、体の他の場所に移動する。
- 血管を通じて。がんが静脈と毛細血管を浸潤し体内の他の場所に血液を介して移動する。
がん細胞が一次腫瘍(原発腫瘍)から脱却体内の他の場所にリンパまたは血液を介して、別の(二次)腫瘍が形成されることがあります。この経過を転移と呼びます。続発性(転移性)腫瘍は原発腫瘍と同じ種類のがんです。たとえば、乳がんが骨に転移する、骨のがん細胞は実際には乳がんの細胞です。この疾患は転移性乳がんで骨癌ではありません。
以下のような病期が小細胞肺癌に使用されます。
限局期―小細胞肺がん(肺癌)
限局期−小細胞肺がん(肺癌)は、片側の肺と、両側肺の間の組織と、近くのリンパ節だけに見つかります。
進展期―小細胞肺がん(肺癌)
進展期−小細胞肺がん(肺癌)は、肺がん(肺癌)の発生した肺の外に広がる、あるいは体の他の場所に広がっています。
再発―小細胞肺がん(肺癌)
再発−小細胞肺がん(肺癌)は、治療後に再発した(ぶり返した)がん(癌)です。がん(癌)は肺、中枢神経系、身体の他の部分にぶり返すかもしれません。
治療法選択肢の概要
|
章の鍵
|
- 小細胞肺がん(癌)の患者さんにはいくつかの治療法があります。
- 5つの標準治療が行われます:
- 外科療法
- 化学療法
- 放射線療法
- レーザー治療
- 内視鏡的ステント留置術
- 新しい治療や予防が臨床で研究されています。
- 患者さんは臨床試験への参加を考えても良いでしょう。
- 患者さんはがん治療を開始前、中、後に臨床試験に参加できます。
- 経過観察検査が必要なこともあります。
|
小細胞肺癌患者の治療には様々な種類があります。
小細胞肺がん(癌)の患者さんにはいくつかの治療法があります。標準治療(現在行われている治療)や、臨床試験で検証されている治療法があります。患者さんは治療開始前に臨床試験に参加したいと考えるかも知れません。臨床試験は、がん(癌)患者さんの現在の治療の進歩や、新しい治療の情報を得るのを助ける研究のことです。臨床試験により新しい治療が標準治療より優れていることが分かれば、新しい治療が標準治療になります。
標準治療として以下の5種類が使用されています:
外科療法
外科療法は、がん(癌)が片肺にのみ存在し、近くのリンパ節にだけあるなら施行されるかもしれません。この種の肺がん(肺癌)は通常両側肺に発見されます、ですから、外科療法単独というのはめったに行われません。時に、外科療法が患者さんの肺がん(肺癌)の正確な種類を確認するために行われます。外科療法では、医師はがん(癌)が有るかどうかを検査するためにリンパ節も切除します。レーザー治療(がん(癌)細胞を殺すための強力な光線の束)が行われるかもしれません。
手術中に、認められたがん(癌)がすべて取り除かれたとしても、残ったがん(癌)細胞を全て殺すために化学療法や放射線療法が行われるでしょう。外科療法後に、治癒の可能性を高くするために行われる治療をアジュバント療法(追加治療)と呼びます。
化学療法(抗がん剤)
化学療法(抗がん剤)は、細胞を殺すことにより、あるいは細胞が分裂するのを止めることにより、がん(癌)細胞の成長を止めます。化学療法が行われ、口から入るか、静脈か筋肉に注射されると、薬が血流に入り、身体全体にわたるがん(癌)細胞に影響します(全身化学療法)。化学療法が脊柱、あるいは腹のような体腔、あるいは器官に直接入れられると、薬は、主としてそれらの部位のがん(癌)細胞に影響します(局所化学療法)。化学療法の方法は治療するがん(癌)の種類と状態によります。
放射線療法
放射線療法は、がん(癌)細胞を殺すために、高いエネルギー(物理的仕事)のX線、あるいは他の型の放射線を使用するがん(癌)治療です。2つの型の放射線療法があります。外部放射線療法は、がん(癌)への放射線を送るために身体の外側の機械を使用します。内部放射線療法は、がん(癌)に直接、あるいはがん(癌)の近くに入れた、針、種子(シード)、針金、管状の医療器具(カテーテル)の中に密閉された放射性物質を使用します。予防的全脳照射(PCI:prophylactic irradiation:がん(癌)が脳へ進展する危険を抑えるために行う放射線療法)が行われるかも知れません。放射線療法の有無は治療するがん(癌)の種類と状態によります。
レーザー治療
レーザー治療は、がん殺すためにレーザービーム(強い光の細いビーム)を使用した、がんの治療法です。
内視鏡的ステント留置術
内視鏡は組織、体の内部見るのに使う細いチューブ状の器具のことです。内視鏡は、観察用のライトとレンズを持っており、体の構造に構造を開いたままにするステントを配置するのに利用できます。内視鏡的ステント留置術は、異常な組織を開くことによって気道の閉塞開くために使用することができます。
新しい治療や予防が臨床で研究されています。
患者さんは臨床試験への参加を考えてもよいでしょう。
臨床試験は一部の患者の場合は、参加している、最良の治療法の選択肢となる場合もあります。臨床試験はがんの研究過程の一部です。臨床試験は新たながん治療が安全かつ効果的な、または標準治療よりも優れているかどうかを調べるために行われます。
今日のがんの標準治療の多くは以前に行われた臨床試験に基づいています。臨床試験に参加する患者は、標準治療を受けるか、新しい治療を受けるために、最初のうちかもしれない。
臨床試験に参加する患者さんも、方法は、将来のがんの治療法を改善することにもつながります。臨床試験が効果的な新しい治療法につながるしない場合でも、彼らはしばしば重要な疑問に答えて、研究を前進させるのに役立ちます。
患者さんはがん治療を開始前、中、後に臨床試験に参加することができます。
いくつかの臨床試験はまだ治療を受けていない患者さんが含まれています。癌が改善されなかった患者さんのための他の臨床試験があります。再発を予防するための新しい方法を検証するまたは副作用を減少させるがん治療の臨床試験もあります。
経過観察検査が必要となることもあります。
がんかを調べるために行われた検査のいくつか、または病期を決めるために行われたがんの検査を繰り返すことがあります。いくつかの検査は、治療がどのように働いているかを確かめるために繰り返し行われます。治療の継続、変更、中止するかどうかの決定はこうした検査の結果に基づきます。これはときに再病期分類と呼ばれます。
検査のいくつかは治療が終了した後に、随時行われていきます。あなたの状態が変化した場合、またはがんが再発している場合、これらの検査で示すことができます。これらの検査は、経過観察と呼ばれています。
小細胞肺がん病期別治療選択肢
限局期―小細胞肺がん(肺癌)
限局期―小細胞肺がん(肺癌)の治療には以下があります:
- 胸部への化学療法と放射線療法の組み合わせ。脳への放射線療法が後に完全奏功をもたらすかも知れません。
- 呼吸器障害のある人あるいは体の弱い方に対する多剤併用化学療法。脳への放射線療法が後に完全奏功をもたらすかも知れません。
- 化学療法か、化学療法および胸部への放射線療法後の外科療法。脳への放射線療法が後に完全奏功をもたらすかも知れません。
- 新化学療法、外科療法、放射線療法の臨床研究。
進展期―小細胞肺がん(肺癌)
進展期―小細胞肺がん(肺癌)の治療には以下があります:
- 多剤併用化学療法。脳への放射線療法が後に完全奏功をもたらすかも知れません。
- 症状を和らげ、QOL(クオリティー・オブ・ライフ:生活の質)を向上するための緩和治療として、がん(癌)が広がった脳、背骨、骨、体の他の部位への放射線療法。
- 新化学療法の臨床試験。
再発―小細胞肺がん(肺癌)に対する治療選択肢
再発―小細胞肺がん(肺癌)の治療には以下があります:
- 化学療法。
- 症状を和らげ、QOL(クオリティー・オブ・ライフ:生活の質)を改善するための、緩和療法としての放射線療法。
- 症状を和らげ、QOL(クオリティー・オブ・ライフ:生活の質)を改善するための、レーザー療法、気道を確保するために外科的に道具を置いてくる、内部放射線療法を併用するかもしれません。
- 新化学療法の臨床試験。
2011年9月19日版 20011年10月翻訳:秋葉 直志
|